7月、8月の夏のバカンスシーズンに入ると、周辺の村々では、曜日ごとに夜のマルシェが立ちます。
隣のエイメ村は、火曜日、モンテトン村は、水曜日。
私の小さな村、ラサバタ村は、普段は500人しか住んでいません。ですが、ソワレ・グルマンドゥが行われる金曜日の夜だけは、バカンスに来られている世界各国の方々が600人以上集まってきます。
しかしながら、今年はコロナで縮小あるいは中止にせざるを得ない状況でとても残念でした。
いつもは、地元のワインの作り手さんや食べ物の種類も豊富でたくさんのブーススタンドが出店しています。
例えば、お肉屋さん、朝のマルシェでお肉を買うように、お肉の部位、グラム数、あるいは何人分というふうに注文してお肉を切っていただき購入します。
そして、その隣に準備された鉄板では、定員が丁寧に焼加減を聞いてくださり、一緒におしゃべりしながら待ちます。
地域の皆さんも家で食事するように、家族や友達とマイプレートやマイグラス、テーブルクロスを持って集まってきます。
食事あり、地元のワインあり、ステージではダンス!
夏の時間をこんなふうに楽しむ方々を見られるのも、フランスの田舎の風情です。
フランスの田舎ならではの夏の長夜の楽しい過ごし方の1つ
「小さな村のソワレ・グルマンドゥ!」
コロナが落ち着いたら、皆でワイワイと楽しく参加するのを心待ちにしています。
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