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  • 執筆者の写真木蓮

''Cire'' sur la queue des poires

更新日:2020年11月25日

こんにちは!木蓮です。

日本では暑さが続いているようですが、皆さん元気にお過ごしでしょうか?


さて、我が家の畑では、本格的に果物の収穫がはじまっています。

今年は、サクランボに続き、どうやらPoire(ポワール)=洋梨が大豊作。

ご近所さんたちからも頂き物があり、これはなんとかしなくては!と早速ミッション開始!





フランスで、洋梨を購入された経験がある方。

時々このヘタの先の部分に赤いワックスがついているのを見たことがありませんか?



(写真はRusticaさんよりお借りしています)



実は、洋梨は収穫してからも呼吸をしつづけます。

なんと約80%~90%はこのへたの部分で呼吸しているため、この部分を塞いでやることによって、乾燥を防ぎ、保存期間が長くなるのだそう。



ということで、さっそく私も……。

自分一人で作業しながら写真を撮るのが無理!!(笑)

ピントがずれていますが、専用のワックスか、蜜蝋がいいそうなので、我が家にあった蜜蝋を使いました。





蜜蝋は色がついていないため、ヘタの部分についたのかどうかイマイチわかず、厚めにつけたらすごいことに!!(笑)





フランスでは、多くの地域で7月下旬から10月末ごろまで収穫されますが、霜の降りる前のものが美味しいと言われています。

きちんと間隔を置いて、カーブなどの暗い場所、もしくは木箱の中で、6℃~8℃を保っていると、最長3ヶ月間保存が可能なのだとか。

さすがに1ヶ月くらいまでしか保管したことがないのですが、一回試してみようかなと思っています。


日本の方は、農家さんでもない限り、そこまで洋梨だらけになることは少ないと思いますので、ヘタの部分を下に向けて保存するだけで、かなり日持ちがよくなるそうです。

 


さぁ、洋梨のコンポートの季節です。

皆さんはどの味がお好きですか?

赤ワイン煮、白ワイン煮、シロップ煮……。

今年は3種類とも作ろうかなと思っている私です。

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