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  • 執筆者の写真木蓮

Je voudrais faire du sucre avec du mimosa !

(ミモザで砂糖を作りたい!)


こんにちは、木蓮です。

日本では大きな地震が起こっているようですが、皆さんのところは大丈夫でしょうか?


フランスもずっと雨が降り続いていたのですが、今日やっと晴れ間がのぞいてくれました。

現在、私は黙々とWEB雑誌を編集中。

2022年春号は「ミモザ特集号」になっています。


ちえさんも、佳代子さんも一生懸命自分たちのレシピを考えてくれ、「春らしい」デコレーション満載でお届けできそうです。


(写真はボルム・レ・ミモザ村)


そんな中、私も何か目玉を……と考え、我が家のミモザが咲くのを心待ちにしていたのですが、寒い寒い気候の我が家。

昨年の年末には、たわわについていた花のつぼみも、年始の霜で一気にやられてしまい可哀相なほど土色に変色し、今年は花が望めそうにありません。


そんな私の心を癒してくださったのが、ご近所さんから誘われたアペリティフで出会った一人の美しいマダムでした。



こちらは、フランスのごく一般的なアペリティフ。

実はご近所さんみなさん、とってもお料理上手。

いつも新しい食材をいろいろ教えてくださるのです。


この日は、自家製の柿やサクランボのドライだけでなく、美味しいタプナードもトマトの上にたっぷり。


そして。

これ、なんだかわかりますか?



なんと、表面はブドウの葉!

ご飯や様々な種類の肉、多くのハーブをブドウの葉で巻き込んだ今まで食べたことのない珍しい食べ物でした。どうやら、ギリシャの方から来たレシピのようですが、ご存知の方いらっしゃいますか?


実は今度教えてもらいに行くのですが、決まったブドウの葉しか使わないそうなので、その辺もじっくり教えてもらってきます。


話は少しずれてしまいましたが、この食事会で出会ったマダムが、「あら、うちにミモザがいっぱい咲いてるわよ!」と言って、なんと次の日に持ってきてくれたのです。


「きゃーきゃー!」


私の興奮といったらそれはそれは……。


早速、「ミモザ糖」を作ろうと準備を始めました。



さぁ!結果はどうなったことやら。

まだまだ、レシピは開発途中なので、お披露目できませんが、いずれミモザの味のお砂糖をご紹介できそうです。


ただし!

いろいろ文献を調べてみたのですが、ミモザが食べられるとか、食べられないとかの確たる記事が見つからず……。

あと、お花屋さんで購入したミモザは農薬が使われていることもあるので、食用には使わないでくださいね。


ということで、あくまでも、我が家で楽しむことになりそうですが、ご近所さん達もワクワクして待ってくれているので、今から届けてきます。


こうやって、フランスの田舎では、みんなで物々交換を楽しんでいるんですよ。


(木蓮)

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