こんにちは!Chieです。
寒くなり、我が家でも暖炉に火を灯しはじめました。
シチューや豆を煮込んだり、焼き栗をしたり、暖をとりながら、大活躍の暖炉。
その燃料となる薪は、我が家では、全て自宅の庭や森の木で賄っています。
薪作りって、どんなふうにするもの?
今日は、そんなお話をしようと思います。
11月から2月。木々たちは、冬の間、深い眠りにつきます。
木に含まれる水分が少なくなる冬、とりわけ、満月から新月にかけては、伐採に最適。
この時期に切った木は、乾燥しやすく、カビにくく、虫が付きにくいと言われています。
そして、よく乾燥した薪は、火が付きやすく、そして長い間火を保つことができるのです。
月のカレンダーを見ながら、薪作りのタイミングを計るフランスの人々。
私たちもこれに倣って、薪作りをしています。
薪作り以外でも、野菜の種まき、刈り取り等、フランスでは、満月や新月といった、月のカレンダーが日常的によく使われています。
昔の智恵が今なお生活の中で使われていることに、フランスに来た当初、私はびっくり。
それと同時に、温かい気持ちになりました。
さて、伐採した木々ですが、すぐに薪として使えるわけではありません。
まずは伐採した木を暖炉のサイズに合わせて約50センチに切り、その後、太い木はさらに斧で割っていきます。
この作業をしていると、動物たちが何しているの?
と、やってきます。
中でもロバたちは、伐採後、放置している木を狙って、むしゃむしゃ。
まるでお菓子を食べるように、木の皮や細い枝を食べていきます(笑)
そんな彼女たちのお腹も満たしつつ、薪のサイズになった木も、さらに数年かけて乾燥させていきます。
たとえば、Chene(ナラの木)や栗の木は3年、桜の木は2年、松は1年といった具合。
ちなみに、薪として最適なのはナラや栗の木。
火が長く保てるからです。
今年は春の移動制限の影響から、2月に伐採した木々を薪のサイズに切るのが遅れに遅れ、先日、やっと全ての作業を終えて、ガレージに片づけることができました。
片付け最中に、木に自然にできたちょっぴりロマンチックなものを発見♪
自然まで、愛の国のメンバーなんだ......
なんて感じました(笑)
とにかく、これで数年先の薪の確保が完了。
作業の合間のおやつも、丸太の上だった日がすでに懐かしいです。
焼き栗の他にも、帆立や牡蠣、お肉にお魚を暖炉で焼くと、暖炉の火で焼くと、美味しいのです♪
いつかシャンブルドットに来てくださったお客様と一緒に暖炉の火を囲んで、こうした食材を分かち合いたいと思っています。 あなたは海の幸派ですか?山の幸派ですか?
潮干狩りの戦利品の牡蠣
庭に生えていたセップ茸
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