~ハンガリアン・ウォーター~
こんにちは!Chieです。
世界中のあちこちで猛暑となっているようですが、皆さん、お元気でしょうか?
ここノルマンディーも、40度を超えた日がありました。 でも、その翌日には、待望の雨。
乾燥した大地に、恵みの雨はあっという間に吸い込まれていきました。
暑さ厳しい時期ですので、皆さんも、どうぞご自愛ください。
さて、Salon Rustiqueは、7月7日で、2周年を迎えました。
日頃の感謝の気持ちをこめて、とっておきのコスメレシピを皆さんにご紹介しましょう!
庭で採れる植物を使った化粧水です。
みなさん、ハンガリアン・ウォーターって、ご存じですか?
伝説では、ハンガリーの王妃であるエリザベート1世は、70歳で、関節炎に悩まされていました。
修道院から献上されたローズマリーベースの水をエリザベートはとても気に入り、飲用したり、体に塗ったりしているうちに、体の痛みから解放されるとともに、若さを取り戻したそうです。
この水が、ハンガリアン・ウォーター。
そして、フランスの王妃といえば、マリー・アントワネット。
自然を愛した彼女も、このハンガリアン・ウォーターの香りが好きだったと言われています。
というわけで、ローズマリーメインで、私も庭の季節の花を使ったハンガリアン・ウォーターを作りました。
以下がそのレシピです。
<材料>
(チンキ用)
*チンキとは、アルコール等に浸けてエキスを抽出したもののことをいいます。
〇ウォッカ
●ドライの薔薇
●ドライのラベンダー
●ドライのローズマリー
●ドライのイモーテル ※こちらはハーブ薬局で購入したもの。
〇蓋つきガラス瓶(小瓶で作るのがお勧め) 2個
〇コーヒーフィルター 1枚
〇漏斗(ロート)
(化粧水用)
〇精製水又は芳香蒸留水(今回は、薔薇、ラベンダーの芳香蒸留水を使用)
〇グリセリン又は蜂蜜
〇ハンガリアン・ウォーターチンキ
〇100mlくらいの保存用の容器
<チンキの作り方>
1. 煮沸したガラス瓶の半分くらいまで●印のハーブを入れます。
2. 瓶の淵の少し下くらいまでウォッカを注ぎます。ハーブが全て浸かっているようにするのがポイント!
3. 2週間ほど冷蔵庫で保管しながら1日1回、瓶を振ります。
4. ロートにコーヒーフィルターをセットし、別の保存瓶を用意して、濾過します。
*このチンキは、冷蔵庫保管で1年使えますが、浮遊物が出たり、香りが変わった場合は、使用をお辞めください。
<化粧水の作り方>
1. ハンガリアン・ウォーターのチンキを容器の1/10ほど入れます。
2. グリセリン又は蜂蜜を一滴加えます。
3. 芳香蒸留水又は精製水を容器の縁まで入れたら、よく振って完成。
*ハンガリアン・ウォーターの化粧水は、冷蔵庫で2週間ほどお使いできますが、浮遊物や香りに変化が出たときは、使用をお辞めください。
<注意点> 使用する器具等は、煮沸消毒やアルコール消毒してお使いください。 肌の目立たないところでテストしてから、顔や体に塗ってください。 手作りコスメは、ご自身のためにお作りください。
作るときも、使うときも、とてもいい香りに癒されますよ。
皆さんも、是非、作ってみてくださいね!
ハンガリアンウォーター、私もエッセンシャルオイルで作ったことがありますが、ドライハーブで作られたんですね~。おもしろい!😀