こんにちは!Chieです。
木々が葉を落とす冬。
厳しい寒さの中でも、ひときわ青々と繁るヤドリギはなんだか神秘的。
この木の下でキスをすると、ヤドリギの祝福を受けられる……
なんてロマンチックな伝説を聞くと、ますます惹かれます。
そんなヤドリギは、我がノルマンディーでも、いたるところで目にします。
それもまん丸な巨大なものを。
我が家のヤドリギは、りんごなどの木の上の方につきます。
そのままだと、寄生された木々が弱っていくので、時々取り除きます。
これが、手が届く場所だったら簡単なのですが、どれも微妙に手が届かない場所。
長い竿の先が鎌になっているような道具で、できる限りヤドリギを採ります。
取り除いたヤドリギは、テーブルを飾ったり、リースを作ったり。
そんな楽しみ方も田舎ならでは(笑)
でも、ヤドリギファンは、私だけではありません。
なんと我が家のロバたちも大ファン。
ヤドリギ採りに疲れて、ちょっと一休み、なんてその場を離れようものなら……
ロバたちがやってきて、
「やった~!大好物なんだ~!!」
と、置いておいたヤドリギをあっという間に食べてしまいます。
ところでヨーロッパでは、ヤドリギは、昔から万能薬として使われていた歴史があるのだそう。
ハーブ好きな私としては、その歴史に惹かれて……
日々の手作りコスメに利用できないかなあと、思い始めました。
でも、ちょっと手ごわそうです。
果実は有毒だそうで、専門家の監督のもと、葉と茎を加工したものだけが使用できるそう。
ハーブ薬局にでかけたときに、お尋ねしてみたいと思います。
ヤドリギの花言葉は、「困難に打ち勝つ」。
なんだか今の時代に、ぴったりですね♪
そして私の疑問も、花言葉に導かれて、いつか解けるかもしれません(笑)
あら、庭で写真を撮っていたら、Héron(シラサギ)でしょうか。遊びにやってきました。
そ~っと驚かせないように記念撮影。また来てほしいな~。
Salon Rustiqueの季刊誌、2020年冬号では、ヤドリギの伝説について、詳しく書かれています。ぜひ、お読みいただけたら嬉しいです。こちらからどうぞ⇒★
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