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  • 執筆者の写真Chie

Légende du gui

更新日:2021年7月29日

こんにちは!Chieです。


木々が葉を落とす冬。

厳しい寒さの中でも、ひときわ青々と繁るヤドリギはなんだか神秘的。

この木の下でキスをすると、ヤドリギの祝福を受けられる……

なんてロマンチックな伝説を聞くと、ますます惹かれます。


そんなヤドリギは、我がノルマンディーでも、いたるところで目にします。

それもまん丸な巨大なものを。



我が家のヤドリギは、りんごなどの木の上の方につきます。

そのままだと、寄生された木々が弱っていくので、時々取り除きます。



これが、手が届く場所だったら簡単なのですが、どれも微妙に手が届かない場所。

長い竿の先が鎌になっているような道具で、できる限りヤドリギを採ります。


取り除いたヤドリギは、テーブルを飾ったり、リースを作ったり。

そんな楽しみ方も田舎ならでは(笑)



でも、ヤドリギファンは、私だけではありません。

なんと我が家のロバたちも大ファン。

ヤドリギ採りに疲れて、ちょっと一休み、なんてその場を離れようものなら……


ロバたちがやってきて、

「やった~!大好物なんだ~!!」

と、置いておいたヤドリギをあっという間に食べてしまいます。



ところでヨーロッパでは、ヤドリギは、昔から万能薬として使われていた歴史があるのだそう。


ハーブ好きな私としては、その歴史に惹かれて……

日々の手作りコスメに利用できないかなあと、思い始めました。


でも、ちょっと手ごわそうです。

果実は有毒だそうで、専門家の監督のもと、葉と茎を加工したものだけが使用できるそう。

ハーブ薬局にでかけたときに、お尋ねしてみたいと思います。



ヤドリギの花言葉は、「困難に打ち勝つ」。

なんだか今の時代に、ぴったりですね♪

そして私の疑問も、花言葉に導かれて、いつか解けるかもしれません(笑)


あら、庭で写真を撮っていたら、Héron(シラサギ)でしょうか。遊びにやってきました。

そ~っと驚かせないように記念撮影。また来てほしいな~。



Salon Rustiqueの季刊誌、2020年冬号では、ヤドリギの伝説について、詳しく書かれています。ぜひ、お読みいただけたら嬉しいです。こちらからどうぞ⇒



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