【2頭の仔馬が春とともにやって来た!】
こんにちは!Chieです。
2021年2月11日、我が家に雌の仔馬がやってきました。
Cob Normand(コブ・ノルマン)というフランス原産の馬。
その名のとおりノルマンディーっ子です。
鼻筋に白い線のような模様があるのがカリス。
額に、数字の6のような模様があるのがキマ。
どうぞよろしくお願いします!
彼女たち、まだ生後1年経っていませんが、すでに親離れ。
動物の世界の旅立ちは、早いなあ~。
さて、仔馬たちがやってきた当日。
ご覧のとおり、前日に降った雪で、辺り一面真っ白。
吐く息が白い中、仔馬たちは、写真のような専用車に載ってやってきました。
みんなでお出迎え……のはずが、ロバ以外の動物は、雪に凍えて、誰も小屋から出てきてくれません(汗)
そんな中、寒さに強いロバ3頭(みんな雌です)は、揃ってお出迎え。
さあ、いよいよ仔馬たちが車から出てきますよ~。
すると、突然、ロバたちが大声で鳴き始めました。
「私がリーダーよ~」と猛アピールです。
その直後、写真右側、仔馬カリスの耳が後ろに下がりました。
「ううん。私がリーダーよ!」と反論しています。
一触即発!?
と思ったら、なななんと、両者歩み寄って、突然ビズをし始めました!
動物たちの間にも、ビズの文化が浸透しているフランスです。
何はともあれ、挨拶は大事です(笑)
馬たちがやってきたこの数日は、とにかく世話が大変でした。
寝る直前まで、1時間おきに彼女たちの様子を見に行きました。
水や食料が十分か、まだまだ赤ちゃんの彼女たちをたくさん撫でて、とにかく話しかけ続けたのです。
すると馬たちは、喜んでビズで答えてくれるんです。
なんていい子たちなんでしょう!と思ったのも束の間。
馬たちは、私たちよりも、ロバのことが気になって仕方ありません。
隙あらば、間仕切りしているロープを飛び越えて、ロバエリアへと何度も侵入(涙)
びっくりしたロバは、馬に蹴りを入れ、それに驚いた馬も蹴り返す始末。
なんということでしょう。
寒空の下、お家に帰ろうよ~。
半泣きになりながら馬たちを説得した日々(まあ、聞いてない)。
やっと今、ロバも馬も落ち着いて、少しずつ仲良くなり始めました。
ところで馬というのは、1日のうち16時間も食事に費やすんですって。
我が家の馬たちも、とにかく時間をかけて、ゆっくりゆっくり食べています。
食べられないことが最大のストレスなんだとか。
そんなこともあって、彼女たちが好きな草をたくさん食べられるように、昨年の秋、石灰を撒いて土壌を改良し、美味しい草の種も撒いて、準備してきました。
季節は春へと舵を切り、芽吹きの季節の始まり。
仔馬たちは、大喜びで雪が解けた庭へ♪
美味しい草を求めて、夜更かししながら、お腹いっぱい頬張っています !
馬だけを可愛がっていると、他の動物が拗ねてしまいます。
だから、全員に平等に愛情を注ぎます。
だって、どの子もみんな可愛いのですから♡
人間と同じですね~。
波乱万丈でスタートした馬のいる暮らし。
さあ、これからどうなることでしょう!?
乞うご期待(笑)
Comments