Salon Rustique
~french country style~
Une baguette faite avec de la levure naturelle
telle que conçue par les Japonais vivant
en France.
Nous pensons aux réserves annuelles de fruits
et légumes du jardin.
Essayez de faire les recettes françaises !
Sirop de pétales de roses
Sirop de pétales de roses
世界中で、人々を常に魅了しつづけるバラの花。
この花びらを使って、コンフィチュールやシロップを作るという夢のある保存食を初めて知った時は、いかにも『フランスらしい』と思ったものです。
香りを中に閉じ込め、バラの色素だけで完成する色合いはいつまでも瓶の中にバラの美しさを閉じ込めたような気分になります。
色の美しいシロップを作りたいか、香りの強いシロップを作りたいか。
品種を考えて作るのも楽しいですが、私は欲張りなのでついついバラを混ぜて作ってしまいます。
皆さんもそれぞれのレシピで楽しんでくださいね!
日本に比べると標高が高く涼しいフランスのオーヴェルニュ地方。この気候がバラに適しているのか、ほとんどバラを枯らすことがなく様々な品種を咲かせることができます。バラといえばダマスクローズが有名ですが、私は断然セントフォーリア(センティフォリア)種が好きなことに気づき、少しずつ集めることにしました。
そんなある日、お店で見かけたバラのシロップの美しいバラ色が気に入り、自宅で作ってみることに。
バラのシロップを作るのにダマスクローズなどの特別な香りは必要ありません。自宅で咲く香り高い花びらを使ってぜひローズシロップを作ってみましょう。
【材料】
*バラの花びら 片手に2杯分(おおよそ200~250g)
*無農薬レモン 1個
*お好みの砂糖 250g(おおよそバラの花びらと同じ量)
*水 500ミリリットル
【作り方】
1. バラの花びらを分解し花びらのみボウルに入れます。(花びら自体は濾してしまうのですが、花芯に近い部分は苦みが出るので、白い部分はすべてカットします)
2. レモンを1個分絞り、バラの花びらをしっかりもみます。
3. 水と砂糖を2に入れ、一度沸騰させたのち、弱火にして15分ほど煮出します。(鍋の蓋をしてください)
4. 15分経ったら蓋をしたまま冷まし、その後24時間涼しい場所に置いておきます。(これでしっかりバラの色素がでます)
5. 24時間後、レモンを最初に取りだし濾過します。残った花びらをもう一度しっかり絞りましょう。
6. 5を再沸騰させ、アクが出るようならすくい、煮沸消毒した瓶にシロップを入れ冷ましてから冷蔵庫へ。
(木蓮)
香りのいいバラと赤い色素が強いバラを混ぜると、色がしっかりつきます。
甘みを少なめにするとカビが生えやすいのでできるだけ早く使い切るか、きちんと分量の砂糖を入れることが大切です。