Salon Rustique
~french country style~
Une baguette faite avec de la levure naturelle
telle que conçue par les Japonais vivant
en France.
Nous pensons aux réserves annuelles de fruits
et légumes du jardin.
Essayez de faire les recettes françaises !
La fête des boeufs gras de Bazas
La fête des boeufs gras de Bazas
(牛祭り)
ヌーヴェル・アキテーヌ地方の首府であるボルドーから約60kmほど離れたバザス村。
ここは、フランス国内でも有数の美味しい牛肉の産地。最高の牛が飼育される場所の一つとして有名です。
息が白くなる2月。
この村では、700年以上も続く伝統ある牛の祭りがあると聞き、訪れてみました。さて、どんなお祭りでしょうか?
村に入っていく途中、パレードに参加する牛たちがソワソワと待っています。
皆、頭や尻尾におめかし。 しばらくすると、牛たちとともにトラクターが音楽とともに村を練り歩き、広場へと集ま ってきました。
Echasses(エシャス)と呼ばれる竹馬のような器具を足に付けた人々や民族衣装をまとった少女たちもこれに続きます。
エシャスを付けたまま踊るアクロバットなダンスは必見です。
沿道は、何千人もの人で埋め尽くされるほど大盛り上がり。
この日の主役は、なんといっても牛!
最も美しい牛を競ってコンクールも開かれ、賞が与えられます。
祭りの最後には、宴が催されます。
この祭りの由来は、1283年に遡ります。
当時、アキテーヌ地方を統治していたイギリス王エドワード1世は、毎年6月23日のサン・ジャンの日に、バザスの肉屋は、司教に雄牛を提供しなければならないと、人々に告げます。代償として、le Jeudi gras(ジュディ・グラ。聖木曜日)の日に、牛を連れて街の通りを歩くことができる特権を与えたのでした。
このle Jeudi grasというのは、復活祭前の40日間は肉食が禁じられていたことから、この期間に突入する最後の木曜日に肉料理を口にしたのでした。
バザスの祭りでは、祭りのクライマックスが見られる教会前の広場に、飲食スペースもあり、本格的なコース料理から、名物のこの美味しい肉をふんだんに挟んだサンドイッチも売られています。
もちろん無料の試食コーナー付き。 高級牛ですから、文字どおりとてもおいしい祭りです。
(Chie)