Salon Rustique
~french country style~
Une baguette faite avec de la levure naturelle
telle que conçue par les Japonais vivant
en France.
Nous pensons aux réserves annuelles de fruits
et légumes du jardin.
Essayez de faire les recettes françaises !
Crème au romarin
Crème au romarin
太陽の光をいっぱい浴びて、ローズマリーがぐんぐんと育つ季節。
満月の日にローズマリーを摘んでエキスを抽出し、アンチエイジ対策クリーム作りを使ってみましょう。
満月は引力が均等にかかるので、植物全体に体液が満たされています。
そのため、チンキを作るときも、有効成分を効率よく抽出できるのでは、と私は考えています。
ローズマリーに含まれているウルソール酸。
抗炎症作用や美白作用が期待できるところ、その抽出はとても厄介。
水にも油にも溶けず、融点は280℃以上と高温なのです。
そこで、高濃度のエタノールで成分を抽出し、ワセリンにその成分を溶かして作る「ローズマリー軟膏」を作ります。
このローズマリー軟膏だけですと、べたべたして使いづらいため、好みのオイルやシアバター等と混ぜてクリームを作ると、使いやすくなります。
【準備するもの】
*煮沸した広口瓶 1個
*煮沸した細口瓶 1本
*クリーム保存用容器 1個
*マドラーかスプーン 1本
*ドライのローズマリー 広口瓶の1/2から1/3に入る程度
*無水エタノール
*コーヒーフィルター 1枚
*ビーカー等のガラスの瓶 1個
*ワセリン
*お好みのオイル
*シアバター
【作り方】
1. 煮沸した広口瓶の1/3から1/2にローズマリーの葉の部分を入れ、瓶の縁いっぱいまで無水エタノールを注ぎます。
2. 冷蔵庫で保管しながら1ヵ月ほど、毎日1回瓶を振ります。
3. これをコーヒーフィルターでろ過し、細口瓶に入れて、ローズマリーチンキ完成。
細口瓶がなければ、ジャム瓶などの広口瓶でOK。このチンキは1年間、冷蔵庫で保存可能。
4. ビーカーや広口のガラス瓶に、3 のチンキとワセリンを同量入れて、アルコール臭が消えるまで湯煎します。
5. 4のローズマリー軟膏に、シアバターを加えて湯煎して溶かしたら、火からおろし、お好みのオイル(ホホバオイルなどのキャリアオイル)を加えてよく混ぜます。
配合割合の基本は、ローズマリー軟膏(1):シアバター(1):オイル類(2)
*( )の数字が割合です。
6. さらに5分に1回程度混ぜ続けると、ふわっとしたクリームになります。保存瓶に移して完成です。
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Crème spécialle au romarin
~ちょっと特別なローズマリークリーム~
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ハンガリー王妃に献上され、手足の痛みから王妃を救い、若々しさを取り戻したとされるハンガリアンウォーター。
その正確なレシピはわかりませんが、ローズマリーがキーになっているようです。
そんな王妃にインスピレーションを得て、優雅な香りに包まれるローズマリークリームを作ってみました。
先にご案内したレシピ「作り方5」で、芳香蒸留水の薔薇やラベンダーを配合割合0.5から1程度、加えるだけ。芳香蒸留水の代わりに、化粧水を加えていただいてもOKです。
▶芳香蒸留水の作り方はこちら⇒https://www.salon-rustique.com/eau-de-rose
▶化粧水の作り方はこちら⇒https://www.salon-rustique.com/beaute
電動ミニ泡だて器で混ぜることで、水分もよく混ざり(ただし乳化しているわけではありません)、付け心地も軽くなります。
お好みで、最後に精油を数滴加えてもOKです。
冷蔵庫保存で消費期限2週間。異臭などがしたら使用を中止してください。
(Chie)
夏場と冬場、またご自身の使用感で、オイルやバター類の配合割合を変えてみてください。
日持ちはしませんが、「作り方5」で、化粧水を数滴加えてよく混ぜると、軽い仕上がりになります。
1. 無水エタノールで抽出したローズマリーのチンキの保存期間は、冷蔵庫で1年。
2. ローズマリー軟膏の保存期間は、冷蔵庫で1ヵ月。
3. クリームの保存期間は、冷蔵庫で2週間
4. 肌の目立たないところでテストしてから、顔にご使用ください。
5. 軟膏も完成したクリームも、直接触れずに、スプーンや綿棒でとるなどして、雑菌が入らないよう工夫してください。