Salon Rustique
~french country style~
Une baguette faite avec de la levure naturelle
telle que conçue par les Japonais vivant
en France.
Nous pensons aux réserves annuelles de fruits
et légumes du jardin.
Essayez de faire les recettes françaises !
Cueillette de champignons
(キノコ狩り)
オーヴェルニュ地方は、主に春、秋にキノコが採れます。
人気のセップ茸(ポルチーニ)はもちろん、ジロール茸、アミガサタケなどなど、様々な種類が見つかるのが魅力です。
最初のうちは、キノコを見つけるたびに夫に確認してもらっていましたが、現在は10種類ほどのキノコを自由に採ることができます。
キノコの傘の裏側の微妙な模様で、毒キノコだったりしますので、フランスでキノコ採りをする時は、必ず地元の方やプロの方と一緒に楽しむようにしましょう。
我が家が昔からキノコ狩りをする森の場所。
田舎の人たちは、子供の頃から父親やおじいちゃんにキノコ狩りに連れていってもらい、こっそり場所を教えてもらっていたそうです。
これは家族の間だけの内緒の話。
今でもご近所さんたちと「今年のキノコはどう?」なんて話をすることがありますが、場所はお互いに教え合っているのを聞いたことがありません。さすがに、最近では教え合う人たちもいるようですが、我が家の秘密のキノコ狩りの場所は、私と夫しか知らないのです。
セップ茸はとにかく我が地方でも大人気!
セップは毒キノコの王者「ベニテングダケ」のそばで見つかるよと教えてもらい、それ以降ベニテングダケを探している私。
見た目が可愛く、とにかく小人でも隠れていそうなので大好きなのです。(絶対に毒キノコを触った手で他のキノコを触らないでください)
我が地方でよく採れるキノコの一つが「Trompette de la mort」(死者のトランペット)です。
こちらは、ジビエ料理の添え物によく出てきますが、我が家もよく鴨や七面鳥をオーブンで焼く際に下に敷き、味を染み込ませて使います。
一般的には秋の終わりでもある11月1日の諸聖人の日、続く11月2日の死者の日の近辺で採れるため、この名前がついていますが、実はこのキノコの写真は夏に採れたもの。ですから、キノコだけは森に入らないと確かな時期はわかりませんね。
どう見ても採れ過ぎた時は、このまま乾燥して保管します。
採れたばかりのジロール茸と死者のトランペットを下処理し、オリーブオイルとたっぷりににんにくで炒めるだけで美味しいキノコのパスタが完成。(この写真は残り物のベーコンも入っています)
ちなみに、この緑はパセリではなく野生のPimprenelle(パンプルネル)。
キュウリの味がほんのりして、サラダにぴったりな野草です。