Salon Rustique
~french country style~
Une baguette faite avec de la levure naturelle
telle que conçue par les Japonais vivant
en France.
Nous pensons aux réserves annuelles de fruits
et légumes du jardin.
Essayez de faire les recettes françaises !
Clafoutis aux cerises
Clafoutis aux cerises
(さくらんぼのクラフティ)
クラフティは、フランス、リムーザン地方の伝統的なお菓子。
ですが、中央部にある私が住むオーヴェルニュ地方でも非常によく食べられる一品。
一家に1つレシピがあると言われるほど、各家庭のレシピがあるのも特徴で、クラフティ自慢があるほど。
基本は卵、牛乳、砂糖、小麦粉を使い、プディングのような食感になります。タルト生地の上にさくらんぼを敷き詰めるレシピが多いですが、私はタルト生地を使いません。他にもリンゴやクランベリーなどのフルーツを使って楽しむこともできます。(*今回のレシピは、小麦粉は使いません)
さくらんぼのクラフティ
【材料 4~6人分】
*直径25cmくらいの耐熱皿かそれに近いもの、もしくはスフレ(ココット)型 4~6個
*アーモンドプードル 100g
*砂糖(できればカスナードやてんさい糖) 150g
*コーンスターチ 20g
*全卵4個+卵の黄身2個
*生クリーム 60g
<さくらんぼの処理用>
*さくらんぼ 400~500g
*無塩バター 30g(室温に戻しておく)
*粉糖 50g(ただし、甘いさくらんぼの時は必要なし)
*エルダーフラワーコーディアル 大さじ1(ない場合は、ローズシロップ、もしくはラム酒で代用)
【作り方】
1. オーブンを200度に予熱します。
2. 卵を割り入れ(4個+2個は白身と黄身を分け、黄身のみ使用)よく混ぜます。
3. ボウルに砂糖、アーモンドプードル、コーンスターチを入れ、そこによく混ぜた2を入れ、さらに混ぜ合わせます。
4. 続いて、生クリームを少しずつ回し入れ、しっかりと混ぜ合わせ冷蔵庫で寝かせます。
5. フランスでは、基本的にさくらんぼの種を抜きませんが、気になる方は最初に種を取ります。次に室温に戻したバターと粉糖を入れしっかり混ぜ、最後に香りづけのエルダーフラワーコーディアルを入れ軽く混ぜ合わせます。
6. 耐熱皿にまず4を入れ、上から5を生地の上に乗せていきます。
7. 200℃のオーブンに入れて焼きます。ココットの場合は約15分~20分。耐熱皿の場合は25分~30分。しっかり焼きます。
(木蓮)
さくらんぼにしっかりと下味をつけてあげるのが私の作り方。
ローズシロップで時には華やかに、エルダーフラワーコーディアルで爽やかに、ラム酒でちょっと大人っぽい仕上がりになります。
1. クラフティを作る際、果物の水分量には十分お気をつけください。
例えばラズベリーなど水分の多い果物を同じ量使うと、生地を焼いても固まりません。(時間を増やしても固まりません)
その場合、果物は半量にし、処理用の砂糖やバターを使う工程は抜かしてください。
2. 焼き加減はお好みで。プリンのような柔らかい触感がいい場合、5分ほど早く竹串を刺し、焼き加減を見るようにしてください。しっかり焼いた触感がお好きな方は、約20分を過ぎた頃に、アルミホイルやペーパーシートなどで表面を焼きすぎないよう上部をカバーするようにしてください。
Bon Appétit !!
こちらは、タルト生地を使ったプルーンのクラフティ。非常にオススメです。